鼻副鼻腔外来

第1,3,5週の月曜日午後 担当:太田 康医師

炎症の「体質」と向き合う総合治療

鼻副鼻腔外来は、鼻副鼻腔の炎症性疾患を専門に扱う外来です。主なものに慢性副鼻腔炎(蓄膿症)やアレルギー性鼻炎などがあります。これらの病気は一度発症するとその炎症の体質は治ることはなく、一生続きます。炎症の体質に個人差はありますので、症状の軽い人から重い人までいらっしゃいますが、いずれにせよ手術などの外科的治療だけでは治療は完結しません。

岡村耳鼻咽喉科の鼻副鼻腔外来では、このような患者様を手術的治療からその前後のお薬の治療まで幅広く、総合的に治療にあたっています。
鼻副鼻腔の手術的治療は当院の関連病院である藤崎病院で行います。詳細は日帰り・短期入院手術の項をご参照ください。

難治性の「好酸球性副鼻腔炎」について

慢性鼻副鼻腔炎の中に難治性の好酸球性副鼻腔炎という特殊な副鼻腔炎があり、最近増加傾向にあります。喘息を合併していることが多く、副鼻腔粘膜組織や血液の中の好酸球(白血球の一種です。)が多数認められます。
このタイプの慢性鼻副鼻腔炎は炎症の体質が強く、手術を施行してもその後再発することが少なくありません。

生物学的製剤による最新治療と公費助成

前述のような再発の患者様の中で重症な方に対しては、数年前から生物学的製剤という新たな薬が使われるようになっています。
この生物学的製剤は一般的に効果が強いですが、高価なものになりますので、厚労省の難治性疾患克服研究事業の難治性疾患の指定を受けて、補助のもとに治療される方が多いです(適応基準を満たす重症な方のみ、指定を受けることができます。)岡村耳鼻咽喉科の鼻副鼻腔外来では、難治性疾患の指定への手続き、生物学的製剤による治療まで行っています。

慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎で困っている方は、是非岡村耳鼻咽喉科の鼻副鼻腔外来を受診されて下さい。
第1,3,5週の月曜日午後は並行して一般外来も行っていますので、直接受診して受付で気楽にお声がけください。